春になると朝からくしゃみが止まらないの・・・

花粉症で子供の鼻水がダラダラでてかわいそうなの・・

毎年やってくる花粉症シーズン。

家族の辛そうな姿を見て、「今年もまた薬に頼るしかないの?」 と悩むお母さんも多いのではないでしょうか?

でも、実は 日々のホームケアで、花粉症になりにくい体をつくることができる んです!

本記事では、ホリスティック薬剤師・廣田が、家族の治癒力を引き出すホームケアの魅力 を詳しくお伝えします。

💡 「薬を飲んでも、またすぐ症状が出る…」

💡 「毎年くるつらい花粉症から抜け出したい!!」

そんなお母さんのために、体づくりを見直すヒントをお伝えします。

「薬に頼らなくても、体は変わる!」
そう実感できるホームケアを、今日から始めましょう。

花粉症は花粉が原因じゃない!?
本当の原因を知ろう

花粉症患者の数は年々増加しています。

驚くべきことに、10代後半(15-19歳)の有病率は、この10年で28.7%から41.3%まで大幅に増加しています。


「毎年、同じように花粉があるのに、花粉症になる人・ならない人がいるのはなぜ?」

「薬を飲んでも、一時的にしか楽にならないの・・」

そう思ったことはありませんか?

花粉の質が変わった(2.5や大気汚染の影響)ことも花粉症患者増加の要因かもしれません。

でも、花粉症の症状が出る最大要因は、その人の体の中の状態が大きく関係しています。

この章では、花粉症の本当の原因を知ることで、毎年のつらい症状から抜け出すヒントをお伝えします。

花粉症になる人・ならない人の違いとは?

例えば、家族の中でお母さんと子どもは花粉症なのに、お父さんはまったく症状がない

ということはありませんか?

「体質の違い?」と思うかもしれませんが、実は体の免疫バランスや日々の生活習慣が大きく関係しています。

花粉症になる人は「免疫の過剰反応」が起きている状態です。

本来、人の体にはウイルスや細菌などの緩和を排除する「免疫システム」があります。

しかし、花粉症の人は、花粉に対して過剰に反応してしまう状態になっています。

免疫が正常な人→花粉が入ってきても、体に害がないと判断し、反応を大きくしない

花粉症の人→花粉を「危険なもの」と誤認識し、過剰に反応して排除しようとする

この免疫の過剰反応こそが、「くしゃみ」「鼻水」「目のかゆみ」などの花粉症の症状を起こしているのです。

花粉症になりやすい人の特徴とは?

では、なぜ免疫のバランスが崩れて、花粉症になりやすくなっているのでしょうか?

私は次のような状態が続くと、花粉症のリスクが高まると
考えています。

🔸腸内環境が乱れている(腸は免疫を司る重要な器官)

🔸食生活が偏っている(加工食品・油・添加物の多い食事)

🔸睡眠不足・ストレスが多い(自律神経の乱れが免疫に影響)

🔸体内に不要なものが増えやすい(デトックス機能が低下している)←ここ重要!!

つまり、症状は体に溜まった不要なもの(老廃物や毒素)を排出するための自然な反応です。

くしゃみ→花粉や不要なものを一気に外へ流す

鼻水→花粉や体内の老廃物を流す

目の痒み→異物を排出する

花粉症は体の排出反応!薬で抑えていいの?!

花粉症の症状が出ると、多くの人が「とにかく早く止めたい!」と思い、薬を飲むことを選びます。

でも、ちょっと考えてみてください!!

その鼻水やくしゃみ、本当に止めるべきものなのでしょうか?

薬は「一時的に症状を抑える」ことはできますが、「花粉症を治す」ものではありません。

ゴミがあった部屋を想像してみてください。

体が正常に働いている状態→ ゴミをきちんと外に出せる(花粉症の症状が軽い)

薬で抑えた状態→ ゴミを外に出さず、部屋の中ゴミだらけ状態(花粉症が慢性化しやすい)

症状を薬で止め続けると、体に不要なものが溜まり、負のスパイラルが起きることもあります。

この状態が続くと、
「アレルギー・マーチ」と呼ばれる現象が起こることもがあります。

アレルギー・マーチとは、アレルギー症状が年齢とともに変化し、新たなアレルギーを発症してしまうことを指します。

たとえば…

赤ちゃんのころ → アトピー性皮膚炎や乳児湿疹

幼児期 → 食物アレルギーや喘息

学童期 → 花粉症やアレルギー性鼻炎

出産後→リウマチ

このように、本来であれば排出されるべき不要なものが体に残り続けることで、アレルギー反応がどんどん変化し、悪化していく可能性があるのです。

【薬 vs 自然療法】
花粉症対策の違いを知ろう

前述で薬は不要なものを排出しないようにして、症状を一時的に抑える作用があることをお伝えしました。

この章では、薬で花粉症の症状を抑える場合と、自然療法でホームケアを行う場合のアプローチ方法の違いについてお伝えします。

それぞれの特徴を知ることで、『今の自分や家族に合う花粉症対策はどれか』を考える手助けになります。

薬は対処療法=症状を抑えるもの

抗ヒスタミン薬→くしゃみ・鼻水が止まるが、体が排出したいものを抑えてしまう

ステロイド点鼻薬→炎症を抑える力は強力だが、長期間使うと粘膜が弱くなり、免疫も低下する

目薬→一時的にかゆみを抑えるが、使いすぎるとドライアイになることがあります

「薬は『今つらい!』を解消するために必要な場面もあるかもしれませんが、長期的に使用すると花粉症の根本解決から遠ざかってしまいます。

自然療法は「治癒力」を引き出す

一方で、自然療法は「症状を抑える」のではなく、治癒力を応援し「花粉症に負けない体づくりをする」ことができます。

私たちの体には、もともと「自分で治す力(自然治癒力)」があるんです。

風邪をひいたときに熱が出るのも、ケガをした傷が自然にふさがるのも、その力が働いているからです。

薬は「一時的に症状が楽になる」メリットがありますが、自然療法は自然治癒力を高め、花粉症になりにくい体をつくることができます。

「体が本来持っている治癒力を発揮できる状態にすること」が自然療法の本質です。

不要なものを排出できる体へ→ 体に入る不要な物を外に出し、臓器の負担を軽減する


・炎症が起きにくい体へ→ 腸内環境や自律神経のバランスを整える
(アレルギーは副交感神経優位)


・本来の治癒力を取り戻す→ 免疫が正常に働き、「花粉=過剰に攻撃するもの」ではなくなる

このように、自然療法は「症状を消す」のではなく、「体が症状が出さなくても大丈夫な状態」を目指します。

その結果、毎年つらかった花粉症が、いつの間にか軽くなっていて、「今年は楽だった!」と素晴らしい変化につながるのです。

お母さんが家庭でできるホームケアを習慣にすることで、「あれ?今年は花粉症が楽かも!」という未来をつくることができます。

次の章では、実際に自然療法をホームケアを取り入れたお母さんたちの体験談をご紹介します!

【体験談】気づいたら薬が不要、家族みんなが元気になった!

30代・2児の母

年間、花粉症の薬なしでは仕事に集中できず、つらい思いをしていました。最初は自然療法に半信半疑でしたが、レメディやクレイを活用するうちに、薬なしでも楽に過ごせる時間が増えていきました。

花粉症は「体が不要なものを外に出したがっているサイン」と知り、食事を見直し、季節の養生や臓器のケアも取り入れました。1年後には症状が軽くなり、3年後には薬なしで過ごせるように。日頃のホームケアで家族全員が元気になり、子どもにも安心して活用しています。

以前は春が来るたびに憂うつな気持ちになっていましたが「今年も大丈夫!」と自信を持って過ごせています。

私は、花粉症に悩んでいるクライアントさんが自然療法を取り入れることで毎年のつらさから解放されていく姿を何度も見てきました。

「今年は薬に頼らずに過ごせました!」
「気づいたら、花粉症のことを忘れていました!」

そんな嬉しい声をたくさん聞いて、花粉症はただ我慢するものではなく、体のバランスを整え、治癒力を引き出すことで、辛い症状から抜け出せると実感しています。

ホリスティック薬剤師がすすめる
花粉症ホームケア3選!

前の章では、花粉症は、体のバランスを整え、治癒力を引き出すことで楽になることをお伝えしました。

では、具体的にどんなケアを取り入れればいいのでしょうか。

ここからは、ホリスティック薬剤師の視点でおすすめする「花粉症対策のホームケア3選」をご紹介します!

ホメオパシー(レメディ)

レメディは、体に「あなたには治る力があるよ!」と優しく伝え、治癒力を引き出してくれるものです。

「鼻水がダラダラと続いて、ティッシュが手放せない…」
「鼻が詰まったり、出たりを繰り返してつらい…」

そんな方におすすめなのが、「Nat-m(ネイチュミア)」です。

Nat-m(ネイチュミア)は、岩塩が原料のレメディです。

特に水っぽくて止まらない鼻水や、粘膜の水分バランスが崩れているときに役立ちます。

季節の変わり目の鼻がムズムズしやすい人や、詰まりやすい人にも向いています

また、Nat-mは感情面にも作用し、ストレスや抑えられた感情が原因で花粉症の症状が出る場合にもサポートしてくれるレメディです。

「鼻水が止まらず、外出先でもつらい…」
「毎年花粉症になるけど、今年こそ楽になりたい!」

そんなときは、レメディを選択肢のひとつとして取り入れてみるのもおすすめです☆

レメディと聞いて、「専門的で難しそう」と感じるかもしれませんが、実はそんなことはありません。

選び方や使い方のコツを知れば、お母さんのホームケアとして、すぐに取り入れられるシンプルな方法です

「試してみたいけど、どうすればいいのかわからない…」
「もっと詳しく知りたい!」

そんな方のために、私のプログラムでは、レメディの選び方・特徴をわかりやすくお伝えしています。

クレイ(泥療法)

クレイには、「滞りを流し、体が不要なものをしっかり使えるようにサポートする力」があります。

特におすすめなのが、グリーンクレイを使った「鼻&目パック」です。

グリーンクレイは、体内の老廃物や毒素を吸着し、排出するのが大きな特徴です。
鼻や目の周りにパックすることで、滞った老廃物をスムーズに出してくれます。

実際にやってみると、パック後、一時的に症状が悪化した(鼻水が出る)ように感じることがあるかもしれません。

これは体が本来の排出機能を大事にし、しっかり出せる状態になったというサインなんです。(万歳!!)

クレイのパックを続けることで「あれ?鼻がスッキリしてきた!」という瞬間が増えていきます。

これは、滞りが解消されて、不要なものを溜め込まない状態になった証拠です。

クレイは、そんな体のサポートを優しくしてくれる心強い味方です。

精油(アロマ)

鼻が詰まって苦しいとき、深い呼吸が妨げられてつらいですよね。

そんな時、通りをよくしてくれるが精油の力です。

ユーカリペパーミントの精油が入ったスプレーをマスクにひと吹きすると、スーッとした香りが広がり、鼻づまりをやわらげてくれます。

特に、外出先や仕事中に「今スッキリしたい!」という時に手軽に使える方法です。

精油を空気中にスプレーすると、場の空気感(周波)を一時的に変えることができます。

鼻づまりが軽くなり、呼吸がしやすいことを実感できると思います。

香りはただのリラックス効果だけでなく、体の緊張をゆるめ、エネルギーの流れを整える働きもあります。

「呼吸が浅い…」と感じたときこそ、精油の力で空間を整え、スムーズな呼吸をサポートしてあげましょう。

今日からできるホームケアで
花粉症にさよならしよう

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

毎年やってくる花粉症の季節。

家族がつらそうなのを見るたびに、「なんとかしてあげたい」と思いますよね。

でも、もう「薬に頼るしかない…」と諦める必要はありません。

ここでお伝えしたように、花粉症は「花粉が原因」ではなく、「体の状態」が大きく関係しています。

お母さんのちょっとしたケアが
家族の未来を変える

毎日の積み重ねが、「あれ?今年は花粉症が軽いかも!」という未来につながります。

ポイント

・睡眠の質を上げ、睡眠時間を確保する

・自分にあったストレスケアをする

・なるべく体に異物を入れない(添加物・精製した油など)

・食事や自然療法で臓器のサポート(春は肝臓

代謝を上げ、体が本来持つ「出す力」をサポートする

自然療法で、不快な症状を緩和しながら、治す力を引き出す

そして何より大切なのは、「本来持っている治す力を信じること」です。

お母さんが『大丈夫!』と心から信じることが、家族にとっての安心につながります。

私はこれまで、たくさんのお母さんたちの「薬が手放せない状態」から、「気付いたら楽になっていた!」と変化していく姿を見てきました。

そのたびに、『私たちの体が本来持つ治癒力は素晴らしい!』と確信しています。

私は、皆さまが家族の治す力を引き出せるように、様々な角度からヒントをおわたしし、日常生活の中で、無理なくホームケアを実践できるようにサポートしています。

「具体的にどう見直せばいいの?」
「この症状にはどんなホームケアがいいの?」

そんな方のために、「家族の治癒力を引き出すホームケアプログラム」をご用意しています。

疑問を一つずつクリアしながら、お母さんが自信を持ってホームケアで治癒力を高めるお手伝いをしています。

最終的には、お母さんが自分軸でホームケアを選び、家族の健康を守る力を身につけることができます。


令和7年3月~4月期間中に個別ホームケア無料相談(1時間)を開催します。

あなたの健康の悩みに適したホームケアをアドバイスさせていただきます。


この記事を読んで「花粉症は、もう怖くない!」と思ってもらえたら幸いです。

一緒に、自然の力を味方につけていきましょう!