
6月になると、毎年浮腫みがひどくて夕方は足がパンパンになるの・・

雨に日の前日は決まって頭痛。鎮痛剤使いたくないけど、辛すぎる・・。
まもなく本格的な梅雨に突入しますね。
この時期、気圧や湿度の変化で体調を崩す方がとても多くなり、健康相談が増える時期でもあります。
特に、毎日仕事や家事、育児、介護などで頑張っている女性は、
- 朝からなんだかだるい…
- 頭が重くて家事に集中できない
- 子どもの相手がしんどい
- 夜は疲れているのに寝つけない
そんな声をよく耳にします。
でも、こうした不調にはちゃんと理由があります。
そして、自分をケアする「セルフケア」を知っていれば、無理なくこの季節を乗り越えることができると思います🌿
本記事では、ホリスティック薬剤師・廣田が、家族の治癒力を引き出すホームケアの魅力をお伝えしていきます。
自然療法を取り入れたセルフケアで、梅雨の不調をやさしく整えていきましょう。
梅雨に感じやすい不調TOP5とその原因
まずは、梅雨にママたちがよく感じる「5つの不調」とその背景を簡単に押さえておきましょう。
1. 頭痛・偏頭痛
梅雨の特徴は気圧の変化。低気圧が続くことで、自律神経が乱れやすくなり、血管の収縮・拡張が不安定に。
それがズキズキとした頭痛の原因になります。
2. 体のだるさ・重さ
高湿度により汗が蒸発しにくく、体内に余分な水分や熱がこもりがちに。
老廃物の排出が滞ることで、だるさ・疲れが抜けにくくなります。
3. むくみやすい
湿気による水分代謝の乱れや運動不足が重なり、足元を中心にむくみが出やすくなります。
靴がきつい、夕方になると足が重い…といったサインが目立つ季節です。
4. 気分の落ち込み・イライラ
日照時間が少なくなることで、幸せホルモン「セロトニン」の分泌が減少。
さらに、不快な湿度や気温の乱高下により、自律神経のバランスが崩れ、感情面の不安定さに繋がります。
5. 睡眠の質の低下
寝苦しさや体内時計の乱れ、神経の興奮により、「寝つきが悪い」「夜中に何度も目が覚める」といった症状が出やすくなります。
こうした梅雨特有の不調は、実は体に余分な水分や老廃物が溜まりやすくなっていることとも深く関係しています。
だからこそ、まずは「巡り」を整え、不要なものをやさしく排出することが、不調改善の第一歩。
そんな時に心強い味方になってくれるのが、自然のミネラルが詰まった「クレイ(粘土)」です。
クレイで“余分な水分”を出して軽やかに
「むくみがつらい…」
「体が重くてだるい…」
そんな時、まず見直したいのが“体内の巡り”です。
クレイセラピーは、大地から採れる天然の粘土(クレイ)を使って、体に溜まった不要なものをやさしく外へ出す自然療法です。
古くは古代エジプトやギリシャの時代から、治癒や美容に用いられてきた歴史ある方法です。
クレイには、シリカ(ケイ酸)やマグネシウム、鉄、カルシウム、カリウムなど、豊富なミネラルが含まれています。
これらの成分が、クレイの持つ吸着作用・イオン交換作用・浸透圧の力を通じて
● 体内の余分な水分の排出
● 老廃物のデトックス
● 肌のキメや代謝のサポート
を助けてくれるのです。
中でも「グリーンクレイ」は、粒子が細かく吸収力が高いため、むくみ解消に最適です。
✅ おすすめの使い方(初心者にも簡単!)
- 小さじ1~2杯のグリーンクレイを器に入れ、
- 少量の水(精製水または常温の水)を加えてペースト状に練る
- ふくらはぎ、足裏、肩や腰など気になる箇所に塗る
- 約10分ほど置いて、ぬるま湯で洗い流す
肌がほんのりスッキリし、足が軽くなる感覚を感じられるはずです。
時間がない日は、フットバス(足湯)にクレイをスプーン1杯加えるだけでも◎。
温かいお湯とクレイの相乗効果で、巡りが促進され、1日の疲れもやさしくほどけていきます。

一度使ってみると、“これなら無理なく続けられそう”と感じられる、シンプルさと実感力が魅力のクレイセラピー。
梅雨時のむくみ対策やリセットタイムに、ぜひ取り入れてみてくださいね。
ホメオパシーで「体の声」に寄り添うケアを
ホメオパシーは、「似たものが似たものを癒す(類似の法則)」という考え方に基づく自然療法です。
これは、健康な人に“ある症状”を引き起こす物質を、物質が残らない状態で使うことで、同じような症状を持つ人の治癒を助けるというアプローチです。
まるで“体にそっとヒントを与えてあげる”ような、やさしい療法です。
レメディ(ホメオパシーで使う自然由来の小さな粒)は、植物、鉱物、動物など自然界のあらゆるものから作られており、極限まで希釈されているため、副作用の心配がほとんどなく、妊娠中・授乳中の方や子どもでも安心して使えるのが特長です。

梅雨の時期におすすめの基本レメディ
- Rhus-t.(ルーストックス):湿気や冷えで関節が痛む、朝のこわばりがあるが、動かすと少し楽になる人に
- Bell.(ベラドンナ):ズキズキする頭痛、顔が赤くて熱感があるような症状に
- Puls.(ポースティーラ):感情が不安定になりやすく、涙もろく、人恋しくなるような時に
- Calc.(カルクカーブ):疲れやすく、汗っかき、体が重いと感じる時に
- Nat-s./Nat-m.(ティッシュソルト):水分代謝のサポート、むくみが気になる時におすすめ
これらのレメディはあくまで「基本的な一例」です。
ホメオパシーは、一人ひとりの体質・感情・環境・生活スタイルなどを総合的に見てレメディを選ぶことが大切です。
ですので、丁寧なヒアリングを通じてあなたに合ったレメディを見つけていくと、より効果的です。
「なんとなく不調が続いている」「どのレメディを選べばいいか分からない」
そんな時は、ぜひ一度ご相談くださいね。
寝つきが悪い時のセルフケア
ホメオパシーで体の内側から整えるケアを取り入れながら、もうひとつ見逃せないのが、“眠りの質”をどう高めるかという視点です。
梅雨時は、気温と湿度の変化、自律神経の乱れ、体のだるさが重なり
「疲れているのに眠れない…」
「夜中に何度も目が覚める…」
といった悩みを抱える方も少なくありません。
睡眠は、単なる“休息時間”ではなく、体と心を再生する大切なリセットの時間。
質のよい眠りは、翌日の元気や感情の安定、免疫にも直結します。
🔹 精油(アロマ)の力
- ラベンダー:副交感神経を優位にし、深い眠りへ導く
- レモングラス:緊張をほぐし、リフレッシュ作用あり
枕元のアロマストーンやディフューザーに1滴。香りのルーティンで脳を「眠りモード」に切り替えましょう。

🔹 ハーブティー
- カモミールティーは、抗炎症・鎮静効果に優れ、就寝30分前に飲むと◎
🔹 入浴+クレイ
- 就寝1〜2時間前に38〜40℃のぬるめの湯で入浴。
- ホワイトクレイを加えることで、温浴効果+リラックス効果が倍増します。
🔹 光の調整とスマホ断ち
- 間接照明に切り替え、就寝1時間前はスマホをオフにしましょう。
- メラトニン(眠りホルモン)の分泌を妨げないようにする工夫が大切です。
こうしたセルフケアを取り入れることで、
心と体がゆるみ、夜の眠りがずっとスムーズになります。
でも実は、質のよい眠りを支える“もう一つのカギ”があるんです。
それが、「ミネラルバランス」。
「塩」を味方にしてミネラルバランスを整える
特に、梅雨のように湿度が高く体内の水分調整が乱れやすい季節には、体の巡りや神経の働きを整える“塩(=ミネラル)”の存在がとても重要になります。
次は、日常の食事に取り入れやすい「天日塩」の活用法について、ご紹介します。
✅ ミネラルの効果
- マグネシウム:神経伝達を整え、リラックスを助ける
- カリウム:むくみの解消、利尿作用
- ナトリウム:電解質バランスの調整
✅ 手軽な取り入れ方:
- お料理やお米を炊く時にひとつまみの天日塩を
- 梅干し入りのおにぎりをつくる
- 就寝前に「塩入りのぬるま湯」を飲む
- 水分補給に0.9%の塩水を飲む
梅は古くから健康効果が重視され、「梅は三毒(水毒・食毒・血毒)を断つ」と言われてきました。
酸味によって唾液を促し消化を助け、疲労回復や抗菌作用もあり、梅雨時期の不調や食中毒対策にも役立ちます。
毎日の“ちょっとの塩気”が、心身をしっかり支えてくれますよ。

実際の取り入れ方とお客様の声
30代・2児のママ、Aさん。
毎年梅雨になると、決まって体調がガクンと落ち込むのが悩みでした。
「朝起きた瞬間から体が重くて、やることは山積みなのに、何も手につかなくて…子どもたちにもイライラしてしまって、自己嫌悪の日々でした」
そんなAさんに提案したのは、まずはクレイのフットバスと夜のホメオパシーです。
1日の終わりに、グリーンクレイをお湯に溶かしてフットバス。
さらに、夕方になると感情が不安定な時はPuls.(ポースティーラ)を取り入れてもらいました。
「たったそれだけなのに、夜ぐっすり眠れるようになって、翌朝の目覚めがスッと軽くなったんです。正直びっくりしました」
今ではカモミールティーやラベンダーのアロマも、Aさんの暮らしの一部になりました。
「自然療法って難しいと思っていたけど、やってみるとすごく心地いいですね。何より“自分で整えられる”感覚が嬉しい」
と笑顔で話してくれました。
このように、ひとつひとつの習慣を丁寧に積み重ねることで、ママの日常が少しずつ整っています。
梅雨時の1日のセルフケアルーティン(実践例)
自然療法は、特別なことをたくさんする必要はありません。
小さなセルフケアを“1日の流れ”に沿って取り入れるだけで、心と体は確実に整っていきます。
ここでは、「梅雨時の1日ルーティン例」をご紹介します。
朝:
・うがい後、塩入りの水を飲む
・ラジオ体操または軽いストレッチで巡りを促す
・呼吸法
昼:
・ランチ後にカモミールティーを飲む
・5分間の目を閉じた“ぼーっと時間”で神経をリセット
夕方:
・グリーンクレイフットバスでむくみケア
・足元が軽くなると気分も上がる♪
・ベルガモットの精油で気分転換
夜:
・ぬるめのラベンダーアロマバス+ホワイトクレイ
・必要なレメディをとる
・間接照明と静かな音楽で、スマホは早めにOFF
自然療法は、特別な場所や道具がなくても、「日常の中で整える」ことができる方法です。
今日から1つでも始めてみてくださいね。
きっと、“あれ?なんだかラクかも”という変化を感じられるはずです🌿
最後に|無料のホームケア相談受付中!
自然療法は、ただ症状を“抑える”のではなく、私たちの体に本来備わっている「治す力(自然治癒力)」を呼び覚ますアプローチです。
「体質だから仕方ない」「年齢のせい」と諦めていた不調も、正しく整えていけば、体も心も少しずつ変わっていくことを、たくさんの方が実感されています。
現在、1時間の無料オンライン相談会を実施中です。
● 自分に合った自然療法が知りたい
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廣田仁美
1980年生まれ。山口県在住。神戸薬科大学卒業。二児の母。
幼少期から喘息やアトピーに悩み、20年以上ステロイド治療を受ける。学生時代はかゆみや湿疹によるストレスを抱え、薬が病気を解決すると信じて薬剤師の資格を取得。
しかし、薬剤師として働く中で、多くの人が現代病に直面し、なかなか改善しない現実を目に当たりにする。 大阪の生活でシックハウス症候群を発症し、退職して山口に帰省。
この経験をきっかけに、心と体のバランスを整えることの重要性に気づき、自然療法を活用したホームケアに目覚める。現在は親子で脱ステロイドに成功し、薬に頼りすぎない健やかな生活を手に入れる。
現在はホリスティック薬剤師として、お母さんにホメオパシーやクレイセラピーを指導し、家庭でできるホームケアを提供している。3年間で約150人のお母さんをサポートし、家族の「治癒力」を引き出している。
お母さんが家族の健康管理に自信を持ち、その知恵を次世代に伝えられる社会の実現を目指し、日々奮闘中。
【取得資格】
薬剤師
ホリスティックホームケアアドバイザー
クレイソムリエ
蜂蜜療法家
エニアグラムマスターコース